節分つり込み祭り(玉性院)

【祭礼日】2月節分の日
【場 所】玉性院(岐阜市加納天神町3-8)

【日 程】10:00~20:00(厄除け開運星祭り祈祷)、12:00~18:00(厄払い祈祷豆まき)、19:00(厄除け柴灯大護摩祈祷)、19:00~20:30(神輿と御所車が町内巡行)、20:30(つり込み)、20:45~(豆まき)

玉性院(ギョクショウイン)は不動明王を本尊とする真言宗の寺院で、「節分つり込み祭り」は、当時の住職の発案で昭和27年(1952年)から始まったといわれます。今回は夜から行われる「節分つり込み祭り」を見学しました。

寺院境内入り口と町内の2ヶ所に高さ数mの巨大な赤鬼が立っています。寺院の南にある加納朝日町交差点の赤鬼には「ゆっくり走ろう」と書かれた交通安全の襷が掛けてあります。

つり込み祭りの行列は、寺院の高張提灯を先頭にして赤鬼に扮した厄年の男性が仁王立ちして乗る神輿と、「お福さん」に扮した厄年の女性が乗る御所車が、列を組んで町内を巡行します。神輿は、青の半纏姿に鉢巻を締める数十人の男性が交替して担ぎ、御所車は女性や子供たちが綱で引っ張ります。

巡行の途中、神輿に乗る赤鬼は、求めに応じて神輿の上で子供を抱きかかえたりし、御所車に乗るお福さんは見物人に手を振ったり子供とハイタッチしたりします。

つり込み祭りの行列は1時間半ほど町内を巡行し寺院に戻ると、神輿に乗る赤鬼は神輿の担ぎ手の中に飛び込み、担ぎ手は赤鬼を抱えて本堂につり込みます。予備知識不十分のため、肝心のつりこみの場面を写真に収める間もなく終わってしまいました。

町内の厄を背負った赤鬼とお福さんは本堂で御祈祷を受け厄を払います。その後、本日最後の豆まきが行われます。

 

    玉性院境内に立つ赤鬼       加納朝日町交差点に立つ赤鬼  

 

神輿に乗る赤鬼

 

御所車に乗るお福さん

 

赤鬼・お福さんが厄払いの祈祷を受ける                 全員で手締めをする       

祭りの栞(トップ)

 

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