【祭礼日】9月第三月曜日
【場 所】妙泰寺(南条郡南越前町西大道(ニシダイドウ)10-8)
【日 程】9:00~11:30(七福神の招福巡行)、13:00(天狗・獅子・やっこ・おふくのお参り・ふれあい)、13:30(七福神のお参り・ふれあい)、14:20(餅・菓子まき)、15:00~16:00(法要・七福神の奉納踊り)、16:10(七面大明神にお参り)
七福神祭りの行事は、『天明年間(1781~1789年)の大飢饉の折に凶作・疫病に見舞われた村人の惨状を救わんとして、当時の住職が中心となり村人と共に厄除け・災難除けのため七福神に扮して、七難即滅・七福即生を祈願して村内を廻ったことに始まる』といわれています。(妙泰寺のホームページより)
妙泰寺への長い参道の両側は濃い緑に彩られ、その中に咲き乱れるコスモスの花が印象的です。午前中、七福神の一行が車で地区を招福巡行します。
午後から露払い役の天狗・獅子・やっこ・おふくが妙泰寺にお参りし、次に七福神が一人ずつお参りした後、境内で参詣者やその子供たちとふれあいます。七福神がそれぞれ子供の顔を覗き込むと、泣き叫ぶ子、ツーショットを楽しむ子など様々です。
時間になると、午前中に地区を招福巡行した車の上から、七福神が二手に分かれて餅・菓子を撒きます。一般・75才以上などに分け最後は幼児だけに撒くなどの配慮がされています。
この後、本堂で法要が行われこの中で、白衣に深緑色の袴姿の女性笛方5人の囃す音に合わせて七福神踊りが奉納されます。一人ずつ手踊りをし、最後に全員そろって踊ります。
法要が終わると、団扇太鼓を打つ僧を先頭に供物持ち・七福神・稚児4人・七面天女を乗せた神輿・笛方の順で行列を組んで数十段の階段を上って七面大明神にお参りします。僧が団扇太鼓を打ち祭文を唱える間に、白丁(ハクチョウ)姿の駕輿丁(カヤチョウ)により神輿が七面大明神の社に納められます。
七面大明神でのお参りが済んで境内に降り、仁王門前で全員そろって記念撮影をし祭りは終わります。
天狗と獅子 やっことおふく
大黒天・弁財天・寿老人 福禄寿
布袋尊 恵比寿天
毘沙門天 餅・菓子まき
餅・菓子まき 法 要
七福神の奉納踊り 七面大明神にお参り
七面大明神にお参り 全員で記念写真