田烏祭り(天満神社)

【祭礼日】5月第四日曜日
【場 所】天満神社(小浜市田烏62-26)

【日 程】9:45(青年会長宅)、10:15(田烏地区巡行)、11:00~12:00(神社・田烏漁協前)、午後(釣姫・須の浦地区巡行)

大漁と豊作を祈願する田烏(タガラス)祭りは、田烏青年会が中心になって取り仕切り行われています。青年会長宅で大太鼓・棒振り・女太鼓を演じた後、青年会役員2人・女太鼓6人・笛5人・棒振り3人・鉦5人・大太鼓2ヶの順で行列を組んで田烏地区を巡行し、神社境内で棒振り・大太鼓を奉納します。その後、田烏漁協前の広場で大太鼓・棒振り・女太鼓を演じます。午後からは釣姫・須の浦地区を巡行します。

【大太鼓】直径70cmほどの太鼓に2m余の担ぎ棒を差し渡し、これをカラフルな大型の飾りもので縛っています。撥は一升瓶のような独特の形をしています。青年会長宅と神社では、一つの大太鼓を大勢の子供や青年が一人ずつ交代で叩きますが、漁協前では二つの大太鼓を同時に叩きあいます。

太鼓打ちの青年8人は紺の着流しに襷掛けをしています。子供の太鼓打ち8人は着物姿に鳥追い笠を被り襷掛けしています。

【棒振り】飾りの付いた濃紺の上衣に真黒の裁着袴(タッツケバカマ)を着て、顔を白塗りにし、両端に大振りの白紙を飾り付けた棒を持って舞います。3人とも男性です。

【神 楽】神楽には大太鼓と小太鼓が据え付けられていて、これを着物姿に襷掛けの二人の女児が打ちます。笠が隠れるほどに飾り花を付けた鳥追い笠を被っています。その後ろで着物姿に襷掛けの女児二人とお姉さん二人が、二連の小型の鉦を手に持って打ちます。5ヶの花で飾った鳥追い笠を被っています。

【囃 子】鉦の5人は着流し姿です。笛の7人も着流し姿ですが、赤い布を垂らした一文字笠を被っています。

【道 化】おかめと「おこべ」が行列に付いていきます。僧衣姿の「おこべ」は、祝大漁豊作と書かれた大団扇を持ち、長靴と下駄を片方ずつ履いています。

 

青年会長宅(大太鼓・棒振り)

 

青年会長宅(女太鼓)

 

おこべとおかめ                               地区巡行 

 

天満神社(鉦方・棒振り)

 

天満神社(大太鼓・神楽)

 

笛 方                                   棒振り

 

田烏漁協前(大太鼓・棒振り)


祭りの栞(トップ)

 

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