【祭礼日】5月24日
【場 所】火産霊神社(福井市手寄(テヨセ)1-19-19)
【日 程】19:00~20:00
「馬鹿ばやし」は、天正年間(1573~1592年)、一乗谷朝倉氏の御用商人・多田善四郎が、火祭りに仮面を奉納しその面を被って囃子を教えたのが始まりといわれています。
現在神社に残されている古面は37面あるそうですが、この古面を被って火産霊(ホムスビ)神社境内の秋葉会館舞台で馬鹿ばやしが行われます。
最初に、神社の西隣にある報徳幼稚園の園児5人が玩具らしき緑の面を頭の横に着けて、大人が吹く笛の音に合わせて大太鼓で馬鹿ばやしを奏します。
次に、紺の紋付袴姿の「馬鹿ばやし保存会」による笛・締め太鼓の囃子に合わせて、長着姿の小中高生10人が「赤ざる」「かわず」などの古面を被って、面白おかしく踊りながらビール瓶のような太い撥で大太鼓を打ちます。舞台中央に据えられた大太鼓には橙色の布を被せ緑の帯が締めてあります。
次に、雲水姿の1人が現れ舞台を清めた後、馬鹿ばやし保存会の10人が本格的な演技を披露します。被る古面は「きばり」「はんにゃ」「でめきん」「ひょっとこ」「おたふく」「白おうな」などで、最後に「大べしみ」が出てきます。
子ども馬鹿ばやし(幼稚園児) 保存会囃子方
赤ざる かわず
雲 水 はんにゃ
でめきん ひょっとこ
おたふくと白おうな 大べしみ