藤井天満社例祭神事(王の舞)

【祭礼日】4月第一日曜日(2日が土曜日の場合は2日)
【場 所】藤井天満社(三方上中郡若狭町藤井字宮内56-12)

【日 程】9:00(祈祷と神事=集落センターとオハケの前)、9:30(村立ちの式・王の舞・連楽=集落センター)、10:30(行列を組んで天満社へ)、11:00(神事・王の舞・獅子舞・田楽=天満社)、12:00(御旅所へ渡御)、15:00(神事・王の舞・獅子舞・田楽=御旅所)、15:30(還御出発)

【三役】御幣差し・御垢離掻(ミコリカキ)・王の舞各1人 【役付】添御幣・御神酒箱・小御供箱・大御供箱・入輪各1人・太鼓2人・田楽3人 【その他の役】笛6人・獅子頭1人・神輿舁12人・子役10人)

【オハケ】集落センターの庭に、先端に紙垂(シデ)をつけた長さ5m程の木の棒を立て、榊の枝などで囲い神の依代とします。これをオハケと言います。御供えは御神酒・洗米・餅・煮豆・タクワン・大根の葉を炒めたもの5品でした。集落センターでの祈祷の後、オハケの前で神事を行います。その神事の中で、皆でオハケに向かって一斉に洗米を撒きます。また神輿渡御の途中や御旅所での神事の際にも洗米を神輿に撒きます。

村立ちの式】祭り参加者40数名全員に特大の器で御神酒を7回注ぎます。つまみは御供えお下がりの煮豆・タクワン・大根の葉を炒めたもの3品です。お汁?も特大の器で振舞われます。会食の最中に、前の庭で王の舞と田楽が舞われます。

【シメ縄切り】会食後、行列を組んで天満社へ向かいます。集落センターを出る時、庭に張られたシメ縄を3本に束ねた長さ4m程の御幣で切ります。また天満社の鳥居に張られたシメ縄も3本に束ねた御幣で切ります。天満社で神事の後、王の舞・獅子舞・田楽が舞われます。

【御旅所】天満社から十塚広場にある御旅所に向かいますが、神輿は御旅所に寄らず途中から町内を巡幸したようでした。御旅所では、町内の方々が、張られたテントの中におられる三役の親御さんに祝儀を渡しています。また神輿の担ぎ手にもご祝儀が渡され、代表は祝儀を戴くと「〇〇さんからやけんのう」と寄付者の名前を読み上げます。すると担ぎ手一同は声を揃えて「そりゃおおきに」と御礼を言います。子供の小役10人にも寄付があり、同様に子役一同声を揃えて御礼を言います。

【御旅所での会食】神輿が町内巡幸から御旅所へ入ると神事が行われます。広場に敷かれた筵に祭り参加者が座り、前にお椀を置き並べます。御神酒(お汁?)は数回注がれ、最後に大ザルでお椀を回収します。この間に王の舞・獅子舞・田楽が舞われます。


 

     祈 祷               オハケ

 

御供え                  洗米を撒く

  

村立ちの式(集落センター) 

 

 王の舞(集落センター)             田楽(集落センター)
 

王の舞(神社)                渡 御

 

 神事(御旅所)                会食(御旅所)

 

王の舞(御旅所)               獅子舞(御旅所)

祭りの栞(トップ)

 

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