花換まつり(金崎宮)

【祭礼日】4月1~15日
【場 所】金崎宮(敦賀市金ヶ崎町1-4)

【日 程】10:00~16:00(花換神事は1~15日の間の土・日曜日の14:00~)

『金崎宮(カネガサキグウ)で花換祭が行われるようになったのは明治40年代と伝えられています。当時は男女間の交際のきっかけがあまりない時代であったので、花換祭は縁を取持つ格好の場、機会となったのです。神社で受けた花を持ち、お目当ての人の前に行き「花換えましょう」と声を掛けるのです。もし、その人が思いに叶った人ならば「花換えましょう」と返答しそれぞれの花を交換してお付き合いが始ったというのです。』(金崎宮ホームページより)

金崎宮は明治23年(1890年)に 後醍醐天皇の皇子・尊良(タカナガ)親王を祀る神社として金ヶ崎城址に創建され、明治25年(1892年)に同じく後醍醐天皇の皇子・恒良(ツネナガ)親王を合祀したという比較的新しい神社で、神社創建からまもなく花換まつりが行われたことになります。

現在の花換まつりは、良縁祈願・心願成就の祭りとして行われており、授与所で「桜の小枝」(1本500円)を授与してもらい、本殿にお参りしてから「花換えましょう」と言いながら本殿横の館にいる3人の福娘と花を換え、その後周りの人々と交換します。恋人を射とめるという弓矢も授与されています。

桜の小枝にはお守りとくじ番号が書かれた紙が付いていて、縁起ものの景品が当たることもあります。ちょうどこの時期、金崎宮は約1000本のソメイヨシノが満開でとてもきれいです。

 

満開のソメイヨシノ                            桜の小枝授与所

  

 清められた桜の小枝・弓矢                     宮司が花換まつりを説明 

 

 福娘と桜の小枝・弓矢                       桜の小枝

  

福娘と桜の小枝を交換する  


祭りの栞(トップ)

 

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