【祭礼日】10月第一日曜日
【場 所】駒場神明社(豊田市駒場町西埜中55)
【日 程】11:00~12:00(神事)、12:10(子供御輿巡行)、12:20~13:30(銭太鼓巡行)
祭りの由来は、土着した京都の公卿の娘が旅人に踊って生計を立てたのが始まりとも、厄神を村境まで送り出す厄払い行事とも、また銭が鋳造されたのを祝って太鼓に銭をつるして踊ったことが始まりとも言われ、諸説あるようです。
本殿での神事では、笛3人・篳篥(ヒチリキ)3人・笙2人・鼓1人・平太鼓1人・鉦1人と本格的な楽人による雅楽が奏されました。
本殿での神事の後、本殿前で子供神輿と銭太鼓のための簡単な神事があり、東・南・北・生駒の4町の子供神輿が次々と神社を出て行きます。この時、「こまんば太鼓」の大太鼓1人・小太鼓5人が、威勢よく太鼓を叩き、子供神輿を送り出します。この後、太鼓屋台と銭太鼓の町内巡行が始まります。
【屋台の囃子】小太鼓2人・大太鼓1人・笛3人。
【踊り子】小学3~6年生30数人が、五色の花笠を被り、絣の着物・黄色の半襷・ピンクの帯・青い脚絆を身に付け、赤い鼻緒の草履を履いて、屋台の囃しに合わせて踊ります。
最後に神社境内で屋台を中心に輪になって2~3周踊ります。
【銭太鼓】タンバリンンのように丸く、中に文久銭12枚を通した針金が張ってあり、手で振って音を鳴らします。銭太鼓の表の紙に太陽が、裏の紙に月と星が書かれ、胴は大地を表す緑色の紙が張られています。
本殿前で神事 こまんば太鼓
子供神輿 屋台と踊り子
銭太鼓 太鼓屋台
町内巡行
神社境内