香乃物祭(萱津神社)

【祭礼日】8月21日
【場 所】萱津神社(あま市上萱津車屋19)

【日 程】13:50~15:00(社務所から本殿へ行列)、14:00~15:00(本殿祭)、15:00~15:30(漬込神事)

ウリ・ナス・蓼(タデ)などの初生や藻塩をお供えして五穀豊穣をお祈りしていた里人が、神前の多くの供物が腐敗するのを惜しんで、社殿の傍らに甕(カメ)を置きその中に入れたところ、程よい塩漬けになり、雨露にあたっても変わらぬ不思議なその味を神からの賜りものとして、万病を治すお守りにしたとあり、これが我が国の漬物の始まりであると伝わっております。(神社ホームページより)

漬物の神様を祀っている萱津(カヤツ)神社では、毎年8月21日に全国の漬物業者が集まって香之物祭が行われます。

【香之物殿】香之物殿の前にカリモリ・茄子・白菜・大根の4種と虫除けの蓼が山盛りに置かれており、これを香の物殿の中の甕4ヶに漬けこみ、2年間置いておきます。

【漬け込み方法】神事の後、神職・漬物業者代表等の漬け込みが終わると一般の参加者も漬け込みに参加します。左手に野菜1ヶを持ち、右手に鹿屋野比売(カヤヌヒメ)に扮する3人が持つ皿に盛られた塩を握り、香之物殿の中の甕に入れます。ここで漬け込まれた今年の野菜は2年後、熱田神宮に奉納されます。   

愛知県漬物協会の漬物のキャラクター「アイチタルオ大王」も行事に参加します。

 

鹿屋野比売と巫女                              お祓いの儀式

 

豊栄の舞                                  香之物殿

 

神職・協会役員の漬け込み

 

 一般の漬け込み                           甕に盛られた野菜  

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