豊年祭(熱田神宮)

【祭礼日】5月8~13日
【場 所】熱田神宮(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

【日 程】毎日08:00~

熱田神宮は、三種の神器の一つ草薙神剣(クサナギノツルギ)を祀る神宮です。

第12代景行天皇の御代に、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は神剣を火上山(ヒカミヤマ)(現在の氷上姉子(ヒカミアネゴ)神社)に留め置かれたまま能褒野(ノボノ)(三重県亀山市)で亡くなられ、尊の妃である宮簀媛命(ミヤスヒメノミコト)は神剣を熱田の地(熱田神宮)にお祀りになられました。

豊年祭は、日本武尊が東国平定の折に当地の人々に農耕・養蚕などの産業技術を授けられた御神徳を今に感謝する祭りで、別名「花の撓(ハナノトウ)」とも呼ばれています。

境内の「西楽所(ニシガクショ)」に、畠と田を模した「おためし」と呼ばれる飾り物を神職が作り、その出来具合により農家自らが今年の作柄を占います。

畠所(ハタドコロ)には、蚕繭・綿花・西瓜・茄子・葡萄などの作物のほか乳牛・豚・鶏の姿もあり、田所(タドコロ)には、稲束・米俵・米蔵・祭りの幟・社・神職などの模型があります。

 

  西楽所(おためし所)                     畠所(左)と田所(右)

 

畠 所

 

田 所

 

祭りの栞(トップ)

 

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