【祭礼日】1月17日(旧暦)
【場 所】尾張大国霊神社(稲沢市国府宮町1-1-1)
【日 程】19:00~19:45
尾張大国霊(オオクニタマ)神社は、奈良時代、国衛(コクガ)(国司が地方政治を行う役所)に隣接して鎮座していたことから尾張国の総社と定められ、国司自らが祭祀を執り行う神社でした。このことから通称「国府宮」と呼ばれ、旧暦1月13日に行われる儺追(ナオイ)神事「国府宮はだか祭り」が有名です。
月代(ツキシロ)神事は、この儺追神事関連の終幕を飾る神事で的射祭(おまとう)ともいわれています。
南の庭の一画にある祭壇に、蛤・繭方の白と黄の団子・大根なます等を供え祝詞奏上の後、神職が桑の弓にうつきの矢をつがえて「山・谷・星」の三つの的を射、魔を祓います。
真っ暗闇の中での神事ですが、写真撮影はフラッシュ禁止のため不鮮明な画像しかできませんでした。
祭 壇 祝詞奏上
的を射る 山、谷、星の的