鍬形祭(尾張大国霊神社)

【祭礼日】1月7日(旧暦)
【場 所】尾張大国霊神社(稲沢市国府宮町1-1-1)

【日 程】9:00~9:20

尾張大国霊(オオクニタマ)神社は、奈良時代、国衛(コクガ)(国司が地方政治を行う役所)に隣接して鎮座していたことから尾張国の総社と定められ、国司自らが祭祀を執り行う神社でした。このことから通称「国府宮」と呼ばれ、旧暦1月13日に行われる「国府宮はだか祭り」が有名です。

鍬形祭(クワガタマツリ)は、年頭にあたり五穀豊穣を祈念する神事です。神前に鍬形と長さ八寸、直径二寸五分位の青竹と縄で作った白亥(シロキイ)と白鶏(シロキカケ)を供え、祝詞奏上の後、廻廊から斎庭(ユノワ)に向けて、白亥は斎庭の東側へ白鶏は西側へ投げ捨てます。次に御洗米を斎庭の東西に3回ずつ撒きます。

神社のホームページによれば、鍬形は一尺二寸位の割竹で作ったものとのことですが、遠く離れた献饌台の上に供えられたままなのでどんなものなのか確かめられませんでした。

 

     祝詞奏上                              白亥を投げ捨てる

 

       白 亥                                白鶏を投げ捨てる

 

     白 鶏                                  御洗米を撒く

祭りの栞(トップ)

 

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