【祭礼日】1月15日
【場 所】熱田神宮(名古屋市熱田区神宮1-1-1)
【日 程】13:00~14:30(歩射神事)、14:30(御的奪い)
「おまとう」とも呼ばれる豊年と除災とを祈る神事です。裏に「鬼」と墨書された直径1.8mの御的めがけ、射手役の神職6名が計36本の矢を奉射射します。
昨日からの雪で、会場の神楽殿前庭の木も真っ白の雪に厚く覆われていました。
最初に御的の前で、小禰宜が御神酒を勧めます。次に魔津星役が御的の上部3ヶ所に三角の白い幣を挿した後、白い切幣で御的を清めます。次に小さい弓で天・地・御的の順に矢を放ちます。
この後奉射に入ります。御的から20mほど離れた場所から、初立ショダチ・中立ナカダチ・後立アトダチの各2人の射手が矢を2本づつ、各3回、計36本を奉射します。射手は奉射が終わると宮司から三色の幣を受けとります。
最後の組が射終わると、数十人の見物人が一斉に御的に走り寄り、魔除けの千木チギ(御的に付けられた木片5ヶ、真中の千木が最も良いとされます)や藁束などを奪い合います。
神楽殿前庭 御神酒拝戴
幣を挿す 切幣でお祓い 矢を放つ
神事を終えて 奉射の準備
奉 射
奉射を終えて 幣を受け取る
千木をゲット 藁束を奪い合う